Googleスプレッドシートを使ってタスク管理をしていると、「完了したタスクを視覚的に区別したい」と感じることはありませんか?
本記事では、チェックボックスを使ってタスクにチェックを入れると、自動でグレーアウトされる設定方法をご紹介します。
目次
完成イメージ
まずは、今回の完成イメージをご覧ください。
✅ チェックを入れたタスクがグレー表示になります。
完成後のシート例(チェック済みタスクがグレーアウトされた状態)

チェックボックスを挿入する
まずは、チェックボックスを設定しましょう。
操作手順
- チェックボックスを挿入したいセル範囲(例:H2~H11)を選択します。
- メニューから「挿入」→「チェックボックス」をクリックします。

これでチェックボックスが設置されました。
条件付き書式でタスクをグレーアウトする
次に、チェックが入ったタスクの文字をグレー表示にするため、「条件付き書式」を使って設定します。
操作手順
- タスク内容が入力されている列(例:A2~H11)を選択します。
- メニューの「表示形式」→「条件付き書式」をクリックします。
- 条件付き書式の設定画面で以下を入力します:
- 書式ルール:「カスタム数式」を選択
- 数式:
=$H2=TRUE
- 書式のスタイル:
- 背景色:グレー
- 任意で「取り消し線」を追加するのもおすすめ

- 「完了」をクリックして設定を保存します。
動作を確認する
チェックボックスをクリックしてオンにしてみましょう。
該当するタスクの文字が、グレーアウトされていれば成功です。
応用:複数条件で見た目を分ける
チェックボックスによるグレーアウト以外にも、条件付き書式を組み合わせることで、さらに見やすいタスク管理が可能になります。
たとえば
- チェック済み:グレーアウト+取り消し線
- 優先度「高」:赤文字にする
- 期限が今日以前:背景色を黄色にする
など、条件に応じたスタイル分けも設定できます。
複数条件付き書式を適用したシート例

条件の追加は「+条件を追加」で可能

まとめ
Googleスプレッドシートの「チェックボックス」と「条件付き書式」を組み合わせれば、直感的で見やすいタスク管理表を作ることができます。
✔️ 完了タスクが一目で分かる
✔️ 操作もシンプルでわかりやすい
✔️ チームでの共有にも便利
日々の業務の効率化に、ぜひ取り入れてみてください。